テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

前略、倉本聰様 ~小山薫堂からの贈りもの~

番組ID
R21248
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年03月23日(日)19:00~19:55
時間(分)
55
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
製作者
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
制作社
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
出演者
倉本聰小山薫堂、ナレーター:伊藤綾子
スタッフ
構成:北阪昌人、演出:勝島康一、制作:松任谷玉子
概要
アカデミー賞映画「おくりびと」の脚本家、小山薫堂が人生で初めて魅了されたのは、倉本聰の輝かしい作品群だった。そんな薫堂少年が脚本家となり、敬愛してやまない倉本聰との交流を持つようになったある日、小山のもとへ倉本から誕生日の手紙が届いた。小山はそのお礼にと、倉本を自分の故郷、天草への旅に誘った。少年時代を過ごした商店街、海の天主堂・崎津教会、熊本唯一の離島の御所浦。故郷の風景、優しい人々と触れ合いながら、二人は創作論を交わす。そして旅の最後に小山からのサプライズに、倉本は言葉をなくす。◆小山薫堂が育ってきたそのありふれた日常の中で、五感を研ぎ澄ませながら、脚本の神様、倉本聰はどのように物語の“種”を見つけるのか。二人の脚本家の旅と往復書簡を通じて、人生と深く関わる「創る」という行為の原点を探る。

同じ年代の公開番組

YBSラジオスペシャル 水腫脹満茶碗のかけら 地方病100年の闘い

「水腫脹満」とは、お腹が膨れて衰弱し、やがて死に至る恐ろしい病。古くから山梨県の風土病で、水腫脹満にかかると欠けた茶碗のように元に戻らず死んでしまう、と言い伝えられた。「地方病」とも呼ばれる「日本住血吸虫病」である。明治中期から原因究明が始まった。甲府市の三神医師が病原寄生虫を発見し、長野県出身の宮入博士は日本住血吸虫が寄生する貝を発見(ミヤイリガイと命名)した。昭和町の医師、杉浦健造・三郎親子は住民の治療に尽力した。こうした努力で治療と予防も進み、1996年に終息が宣言された。一方、ミヤイリガイ駆除のための水路コンクリート化で、国の天然記念物だったゲンジボタルが激減。ホタル愛護会が復活に向けて活動している。海外では今もこの病気で毎年2万人以上が死亡している。市立甲府病院元神経内科医長の林さんは長年フィリピンで患者を治療してきた。また、山梨県内で今もミヤイリガイの生息が確認されている。今後の患者発生の可能性も否定できず、100年以上この病と闘った先人達の思いを風化させてはならない。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組