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ラジオ番組

海の幸を求めて!南三陸ふれあい旅!

番組ID
R21266
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放送日時
2014年05月25日(日)10:00~10:59
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
スタッフ
ディレクター:高橋典子、プロデューサー:姉帯俊之
概要
東日本大震災は豊かな三陸の海にも大きな被害を与え、回復には長い年月がかかると言われた。海の生き物はどこまで回復したかだろうか、そして沿岸部の人々の暮らしや水産業はどんな状況なのだろうか。IBCアナウンサーの奥村奈穂美とIBC復興支援室の江幡平三郎が、山田町から陸前高田市までの岩手の南三陸を1泊2日でまわり、カキやホタテといった海の幸を実際に味わって、震災からの海洋資源の回復を確かめる。カキ養殖の漁師さん、仮設店舗の定食屋のお母さんや民宿のご主人たちに話を聞きながらのふれあい旅である。そこから見えてきたのは、生命力溢れる海の幸と共に、被災しながらも今も海で生きる人々の心だった。水産技術センターの調査でも、海の生き物は回復しつつあるという。

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日本海に面した内灘村(現・内灘町)は、村のほとんどを潟と砂丘地が占める人口約6000人の漁村だった。1950年に朝鮮戦争が勃発すると、米軍は日本企業に砲弾を発注し、その性能を検査する試射場が必要となった。内灘村議会、石川県議会をはじめ反対運動が高まったが、内灘村長は補償金などを条件に試射場受け入れを承諾。しかし1953年4月まで4ヶ月の期限付きだった試射場を、政府は永久接収を目論み、継続使用を決定した。対する村民達は永久接収反対実行委員会を結成し、労働組合や学生など全国からの支援を受け入れる。試射が再開されれば永久接収を止められない。6月15日の試射再開前夜、試射場内の権現森の座り込み小屋に向かう一団と警官隊がついに衝突し、反対運動は頂点に達した。翌日試射が再開され、「浜返せ」と叫ぶ“おかか”たちの目前で砲弾が炸裂した。基地はいらないと全国を揺るがした内灘闘争から約60年。内灘村は人口2万7千人のベッドタウンとなった。「風と砂の館」前館長の西尾さんは、「あの頃の人たちは戦争に進むかどうか、ここが分岐点と敏感に感じていた。ボートは後ろを見て漕がないとまっすぐ進まない」と、過去から学ぶことの大切さを訴える。


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