テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ラジオ深夜便 明日へのことば 沖縄戦の体験をのりこえて〔1〕 安田未知子

番組ID
R21766
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年11月10日(月)04:05~04:59
時間(分)
40
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
制作統括:中村豊
概要
東京生まれの安田未知子さんは、現在沖縄県うるま市の介護老人保健施設いずみ苑で苑長を務めている。8歳の時に両親の出身地である沖縄に渡り、その後沖縄県立第一高等女学校に入学すると牛島中将の伝令役として戦争に参加した。戦時中の教育に対する不信感から教師になることを躊躇していたが、沖縄市の女性英語教官第1号となって定年まで小中学校の教師を勤めあげた。教職の傍ら、生活の厳しい生徒たちを自宅に引き取り世話をしたり、27歳から30年間大病を発症するなど、激動の半生を送ってきた安田さん。これまでの人生を振り返りながら、夢などについて聞いたインタビューを2回シリーズで送る(第1回)。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

YBSラジオスペシャル 水腫脹満茶碗のかけら 地方病100年の闘い

「水腫脹満」とは、お腹が膨れて衰弱し、やがて死に至る恐ろしい病。古くから山梨県の風土病で、水腫脹満にかかると欠けた茶碗のように元に戻らず死んでしまう、と言い伝えられた。「地方病」とも呼ばれる「日本住血吸虫病」である。明治中期から原因究明が始まった。甲府市の三神医師が病原寄生虫を発見し、長野県出身の宮入博士は日本住血吸虫が寄生する貝を発見(ミヤイリガイと命名)した。昭和町の医師、杉浦健造・三郎親子は住民の治療に尽力した。こうした努力で治療と予防も進み、1996年に終息が宣言された。一方、ミヤイリガイ駆除のための水路コンクリート化で、国の天然記念物だったゲンジボタルが激減。ホタル愛護会が復活に向けて活動している。海外では今もこの病気で毎年2万人以上が死亡している。市立甲府病院元神経内科医長の林さんは長年フィリピンで患者を治療してきた。また、山梨県内で今もミヤイリガイの生息が確認されている。今後の患者発生の可能性も否定できず、100年以上この病と闘った先人達の思いを風化させてはならない。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組