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ラジオ番組

SBCラジオスペシャル 受話器の向こうから 026-237-0555

番組ID
R21867
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年05月29日(日)15:00~15:45
時間(分)
41
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
ナレーション:小林万利子
スタッフ
ディレクター:笠原公彦、プロデューサー:西沢透
概要
リスナーからのメッセージ受け付けがメールやFAX中心となる中、SBCラジオは電話でも受け付けている。受話器を通して語られる笑い、ドラマ、そしてリスナーの人生を描く。◆SBCラジオの朝は、リスナーからの電話とともに始まる。電話の大部分は番組のコーナーへの投稿やメッセージテーマに関するものだが、問い合わせや日常の出来事の報告など、内容は実に様々だ。常連さんもいれば、初めてという人もいる。電話を受けて、言葉を引き出すオペレーターは、40代から60代までの5人の女性。キャリアはそれぞれ4年、16年、20年、32年、35年とベテランぞろいだ。メール投稿に比べれば少数派だが、毎日平均50件の電話が掛かってくる。一体どんな人が電話を掛けてくるのだろうか。電話オペレーターが対応する電話機に録音機を付けて、普段電波には乗らないラジオの裏側を取材した。(録音と番組使用については、リスナーの同意を得ている。)
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第64回エンターテインメント番組最優秀)、放送文化基金賞(第43回奨励賞、企画賞(笠原公彦))

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