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ラジオ番組

サクラソウ咲き続ける大地 アメリカ海兵隊実弾射撃訓練移転決定から20年

番組ID
R21996
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放送日時
2016年05月30日(月)21:10~22:00
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
大分放送(OBS)
製作者
大分放送(OBS)
制作社
大分放送(OBS)
出演者
ナレーション:村津孝仁
スタッフ
制作:加賀其昌、制作:堀公一、制作統括:佐藤陽子、編集:藤本正成
概要
1996年、「沖縄の痛みを分かち合う」という方針のもと、沖縄駐留アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練が大分県の日出生台演習場に移転した。移転決定から20年、演習場に隣接する玖珠町小野原地区には「防衛省」と書かれた赤い支柱が立ち並び、地域では「赤い墓標」とも呼ばれている。国に買い取られた民有地だ。移転補償制度で多くの住民が故郷を去り、過疎化が一層進む。玖珠町には訓練受け入れに対する国の見返りで、これまでに26億円以上のSACO交付金(特定防衛施設周辺整備調整交付金)が投じられ、道路整備などまちづくりなどにも使われてきた。一方、演習場から直線でわずか200メートルの小野原分校。射撃訓練の轟音と教室を隔てるのは、古びた二重窓だけだ。体育館やプールもなく、訓練受け入れの恩恵はない。地域の人たちが汗を流して分校を支えている。かつて小野原の人々の暮らしがあった演習場内には、サクラソウが群生している。アメリカ海兵隊実弾射撃訓練移転決定から20年。分校の1年を追いながら、訓練が地区にもたらした影響や問題を問う。

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