テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

関西発ラジオ深夜便 明日へのことば 残された“空襲警報”は語る(3) 生放送に課せられた役割 竹山昭子

番組ID
R22059
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年03月19日(土)04:05~04:59
時間(分)
45
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
制作統括:中村豊
概要
昭和20年2月に大阪放送局から電波に乗った陸軍の中部軍司令部(大阪)の空襲警報が、録音盤に残されていた。この録音を「明日へのことば」内で放送したところ、多くのリスナーから戦時の防空放送の記憶が寄せられた。「市民への激励メッセージがあった」、「放送員が敵機の動きを報告する監視哨に叱咤していた」など。警報を担当していた元アナウンサーの山口岩夫さん(97歳)の証言(2014年8月9日放送)を再構成で送るとともに、放送史に詳しい元昭和女子大学教授・竹山昭子さん(87歳)の解説で、当時のラジオが担った特異な役割に光を当てる。

同じ年代の公開番組

サクラソウ咲き続ける大地 アメリカ海兵隊実弾射撃訓練移転決定から20年

1996年、「沖縄の痛みを分かち合う」という方針のもと、沖縄駐留アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練が大分県の日出生台演習場に移転した。移転決定から20年、演習場に隣接する玖珠町小野原地区には「防衛省」と書かれた赤い支柱が立ち並び、地域では「赤い墓標」とも呼ばれている。国に買い取られた民有地だ。移転補償制度で多くの住民が故郷を去り、過疎化が一層進む。玖珠町には訓練受け入れに対する国の見返りで、これまでに26億円以上のSACO交付金(特定防衛施設周辺整備調整交付金)が投じられ、道路整備などまちづくりなどにも使われてきた。一方、演習場から直線でわずか200メートルの小野原分校。射撃訓練の轟音と教室を隔てるのは、古びた二重窓だけだ。体育館やプールもなく、訓練受け入れの恩恵はない。地域の人たちが汗を流して分校を支えている。かつて小野原の人々の暮らしがあった演習場内には、サクラソウが群生している。アメリカ海兵隊実弾射撃訓練移転決定から20年。分校の1年を追いながら、訓練が地区にもたらした影響や問題を問う。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組