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ラジオ番組

札幌ミュージック・グラフィティー 時代を創った若者たち

番組ID
R22099
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放送日時
2017年05月29日(月)03:00~03:35
時間(分)
37
ジャンル
music_note音楽
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
ナビゲーター:河原多恵子、ナレーション:中野智樹
スタッフ
原作:杉村悦郎、原作:氏家誠一、構成:氏家誠一、演出:氏家誠一、制作:氏家誠一、技術:三井孝浩、効果:三井孝浩
概要
1960年代後半に激化した学生運動は、北大に機動隊が入って沈静化し、理想を目指していた学生もノンポリの学生も敗北感に浸った。正常化した札幌の街は冬季五輪前の好景気に包まれ、地下鉄、地下街、新しい風の中で若者たちは動き出す。芝居をやる者、イベントを企画する者、音楽を目指す者。面白いと思うこと自分たちで作り上げていった。同世代の彼らはつながりを持って活動する。そんな仲間が集う場所が、喫茶店だった。ロック喫茶などは共同でロック祭など音楽の舞台を提供した。そして喫茶店から佐々木幸男、ふきのとう、スカイドック・ブルースバンド、中島みゆきがレコードデビューしていく。当時の札幌には、もう一つのミュージシャンの土壌、すすきのがあった。ナイトクラブで演奏するバンドが多数あり、そこからデビィーズ、キッパーズ、細川たかしがデビューした。歌手、イベンター、音楽喫茶店のマスターなど、当時の札幌文化を担った人々へのインタビューや、当時の時代背景、札幌の町の移り変わりから、あの時代が明らかになる。
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