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ラジオ番組

武田鉄矢 出張出前おろし 宮沢賢治生誕120年記念 ミステリアス「風の又三郎」

番組ID
R22137
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放送日時
2016年09月19日(月)09:00~11:00
時間(分)
60
ジャンル
school教育・教養
放送局
文化放送(JOQR)
製作者
文化放送(JOQR)
制作社
文化放送(JOQR)
出演者
スタッフ
ディレクター:柳下直人、プロデューサー:丹羽孝子
概要
武田鉄矢さんが、宮沢賢治の「風の又三郎」を数度読むうちに発見したという、現代の少年達が抱える陰の部分、少年から思春期への歩みを、ミステリアスに読み解いていく。◆「風の又三郎」を朗読でなぞりながら進行する。武田さんはまず、「どっどどどどうど…」と、未熟なモノを吹き飛ばそうと歌う物語の始まりに、作品の底流に流れる何かがあるのではないかと問いかける。新学期の初日、「風がどうと吹いて来て教室のガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱や栗の木はみんな変に青じろくなってゆれ風が吹きます。」とあるように、「風の又三郎」と綽名された高田三郎が何かするたびに、風が吹き始める。この「風」を武田さんは、ある暗喩と見立てる。異質な転校生、三郎への子供達の対応には、イジメに似た構図を見る。風は物語の中で繰り返し現れる。

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