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ラジオ番組

RKCラジオ特別番組 昭和の南海地震から70年 私たちはいかに備えるか

番組ID
R22286
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放送日時
2016年12月18日(日)13:00~15:00
時間(分)
60
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
高知放送(RKC)
製作者
高知放送(RKC)
制作社
高知放送(RKC)
出演者
司会:久保田浩史、ナレーション:井手上恵
スタッフ
ディレクター:池上浩
概要
昭和21年(1946)12月21日に発生した「昭和の南海地震」から70年が経つ。近い将来必ず起きると言われている南海トラフ地震に対し、過去の経験から何を教訓とし、いかに備えるかを、ゲストの地震・気象の専門家と共に考える。まずは、南海地震とはどんな地震か。昭和の南海地震を四万十市で体験した男性の証言のほか、地震のメカニズムや、過去の巨大津波の痕跡について解説を聞く。続いて、次の南海地震、南海トラフを震源とする巨大地震はいつごろ来るのか。地震の周期や、近年続く西日本の内陸型地震との関連などについて聞く。最後は、必ず来る巨大地震と津波にいかに備えるか。高知県での研究や、これまでの大きな地震・津波の教訓から学ぶ。まずは揺れから身を守らなければ、津波から逃げられない。災害はひとつひとつ違っているが、備えることで命を守ることが大切である。

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