テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

RKBラジオドキュメンタリー 牛が教えてくれること 経済動物と貿易自由化

番組ID
R22289
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年05月29日(月)02:00~02:59
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
ナレーション:田中みずき
スタッフ
ディレクター:大村由紀子、プロデューサー:梶井正人、録音:篠原圭、編集:川路幹夫、効果:寺岡章人、監修:児玉克浩
概要
福岡県筑紫野市の三宅牧場で、三宅貞行さんと静代さん夫妻は、黒毛和牛320頭を育てている。九州各地の市場に足を運んで8か月の子牛を買い付け、牧場で20か月肥育して、出荷する。米農家が地元産の稲わらを食べさせて育てることがセールスポイントのブランド牛、博多和牛である。貿易自由化と経済の波が押し寄せる中、子牛の価格が高騰し、農家の経営を圧迫している。農業を取り巻く情勢が揺れ動く中、愛情込めて牛を育て、活路を模索する農家を追う。

同じ年代の公開番組

SCRATCH 線を引く人たち

RKB毎日放送の神戸記者は、東京に異動し単身赴任を始めた直後に、神奈川県相模原市で発生した障害者殺傷事件に遭遇し、強いショックを受けた。それは記者自身に障害のある子供がいたからだ。「息子よ。そのままで、いい」と綴り、父親として個人的にフェイスブックに投稿した文章は、おぞましい事件に対抗するメッセージとして、社会に広く拡散した。この文章に曲がつけられ、8分の歌となった。この歌を放送しようと模索する中で、TBSラジオとの共同制作番組の企画が生まれた。植松聖被告は、事件を起こした動機を「障害者には生きている意味がないから」と供述した。インターネット上に一定程度存在する、その動機を是認する人々。辺野古基地反対派や在日コリアンに対するヘイトスピーチ。通底するのは、相手との間に一線を引き、線の向こう側の人々の存在や尊厳を否定する行為であることだ。神戸記者は葛藤しながらも、植松被告に会うことを決意する。面会を申し込むと、被告から承諾の返信が来た。そこには、「子供をいつまで生かしておくのですか」と書かれていた。圧倒的な憎悪の前に立ちすくみながら、障害児の父でもある記者は、植松被告と直接対峙することになった。◆TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作 報道ドキュメンタリー


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組