テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

柳美里の「ふたりとひとり」と南相馬ひばりFMの7年のあゆみ

番組ID
R22423
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年03月11日(日)11:17~11:46
時間(分)
30
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
ラジオ福島(RFC)
製作者
ラジオ福島(RFC)
制作社
ラジオ福島(RFC)
出演者
柳美里今野聡、ナレーション:菅原美智子
スタッフ
演出:菅野左千男、制作:渡辺浩、技術:菅野琢磨
概要
2011年4月に開局した臨時災害FM局の南相馬ひばりFMは、この年3月で放送を終了する。6年間にわたって放送された柳美里さんの番組「ふたりとひとり」を通して、ひばりFMの7年間を振り返る。◆芥川賞作家の柳美里さんは、南相馬に移り住んで、番組を続けてきた。まずは、柳さんのこの番組にかける思いと南相馬に生きる人々への優しさが凝縮された第100回のコメントを紹介する。「ふたり」は南相馬在住や出身の二人、そして「ひとり」は柳さんだ。柳さんと共に6年間、全297回に携わった、ひばりFMのチーフディレクター今野聡さんは、柳さんとの出会いを語る。柳さんは、自分のやるべきこととして引き受け、約600人の「ふたり」に会い、それぞれの思い出や震災時の体験、日常などを聞いてきた。その中から3回分をダイジェストで紹介する。最後は今野聡さんに閉局への思いを聞くと共に、民謡「新相馬節」の「新相馬節・小高区バージョン」を送る。◆南相馬ひばりFM・ラジオ福島共同制作番組
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

ラジオ沖縄報道特別番組 私宅監置・沖縄 ~扉がひらくとき~

2018年春、沖縄県北部に実際に使用していた「私宅監置」の小屋が現存することが公表された。自宅敷地内の小屋などに精神障がい者を閉じ込める私宅監置は、1900年の精神病者監護法で国の許可のもとに行われた。戦後、本土では禁止されるが、沖縄では本土より22年も長く続いた。精神医療の遅れ、米軍統治、貧困など、沖縄独特の背景が招いた悲劇だった。沖縄での精神障がいの発症は多かったのか、原因は何なのか。そこには戦争の影響が否定できない。おだやかな県民性さえも関係する。名護市の保健所職員、波照間島の当時の国民学校生らは、私宅監置の状況を生々しく証言する。高齢化で私宅監置の闇を知る人が少なくなる中、今年4月、沖縄県精神保健福祉会連合会が私宅監置の展示会を開催し、最終日のシンポジウムでは、精神障がい者とその家族が壮絶な体験を語った。そして、その一人は最後にある決意を口にする。闇を光に変えるために。二度と繰り返さないために。これから何が出来るのか。今も隔離収容性が高い日本の精神医療の源流であった私宅監置。私宅監置の本当の扉は、どこにあるのか。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
第41回ラジオチャリティーミュージックソン内「追悼・寄松忠さん」「お便りに寄り添って」ほか

「目の不自由な方へ“通りゃんせ基金”を!」との呼びかけで1978年にスタートした「IBCラジオチャリティミュージックソン」。毎年クリスマスの12月24日正午から、24時間生放送している。◆第41回のテーマは、「これからも、あなたのそばに…」。IBCラジオが、今も、そしてこれからも、ラジオを聞いてくださる方に寄り添い続けたいという思いでお届けする。この120分の編集版は、2つのコーナーを中心に抜粋したもの。◆前半は、募金会場「愛の泉釜石」で長くボランティアを続け、近年亡くなった寄松忠さんを追悼するコーナー。生前の音声やボランティア仲間の声を伝えるだけでなく、本社ロビーには寄松忠さんの息子さんもかけつける。◆後半の「お便りに寄り添って…」では、普段なかなか設けられないリスナーからのお便りコーナーを設け、大塚富夫アナウンサーがじっくりと一時間紹介する。◆東日本大震災でご両親を亡くされた、釜石出身の、フリーアナウンサーの佐野よりこさんも出演し、震災からの日々を回顧する。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組