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ラジオ番組

ラジオがやってくる 10年後の自分に贈るメッセージ/民放ラジオ101社統一キャンペーン

番組ID
R22707
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年03月18日(月)21:00~21:55
時間(分)
55
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
茨城放送(IBS)
製作者
茨城放送(IBS)
制作社
茨城放送(IBS)
出演者
スタッフ
制作:鴨川貴史、ディレクター:松田桂奈、ディレクター:勝又諒子、ミキサー:勝又諒子
概要
日本民間放送連盟に加盟する全国のラジオ局101社は2009年、将来を担う小・中学生や高校生を対象に、ラジオに親しみを感じてもらうことを目的としたキャンペーン「ラジオがやって来る」を実施した。茨城放送では日立市内の小学校を訪ね、6年生35人の「10年後の自分にあてたメッセージ」を録音し、放送した。それから10年が経ち、それらのメッセージを改めて聴いてみようという特集番組。◆10年前、番組に登場した小学6年生の児童たちは、今や22歳前後。10年後の今回、当時の担任の先生からも電話でメッセージを寄せてもらった。番組パーソナリティーは児童たちと同世代、23歳の山下真保子が務める。

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SCRATCH 差別と平成

障害児を持つ放送記者が、障害者施設の入所者と職員45人を殺傷した元職員の男と拘置所で面会を重ね、真の動機を探っていく。平成の終わりに当たり、相模原事件を通して現代の日本社会の姿を見つめた。◆2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者施設・津久井やまゆり園に押し入り、入所者19人を殺害し、入所者・職員合わせて26人に重軽傷を負わせた元職員の男は、「障害者は生きている価値がない」と言った。RKB毎日放送(本社・福岡市)の神戸金史記者は、障害を持つ子の父だ。事件発生の直後、個人的にフェイスブックに書いた詩『障害を持つ息子へ』は、犯人へのカウンターの言葉(反論)と受け取られ、SNSを通じて拡散した。「LGBTには生産性がない」と現職国会議員が公然と書いた雑誌の記事。街中で見かけるようになったヘイト(民族差別)デモ。こうした、「自分と他者の間に線を引き、向こう側の人々の尊厳や存在を認めない言動」を、この番組ではスクラッチ行為と名付けた。様々なスクラッチ行為と相模原事件は、底流でつながっている。◆令和元年度文化庁芸術祭参加作品(初回放送2019年3月5日)、RKB毎日放送・TBSラジオ共同制作 報道ドキュメンタリー(2020年3月、殺人等の罪で逮捕・起訴された元職員の男に、刑事裁判で死刑判決が言い渡された)


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組