テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ラジオドラマ 交通事故をゼロにしよう

番組ID
R22994
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年12月23日(月)08:20~08:24
時間(分)
20
ジャンル
recent_actorsドラマschool教育・教養
放送局
エフエム大阪(FM OSAKA・FM大阪)
製作者
エフエム大阪(FM OSAKA・FM大阪)
制作社
エフエム大阪(FM OSAKA・FM大阪)、ユニオンシナプス
出演者
スタッフ
制作:須田淳、演出:武野和成、構成:武野和成、脚本:北阪昌人、音楽:武野和成
概要
交通事故をゼロにするためのメッセージを元に制作された全5回のラジオドラマ(2019年12月23日~27日放送)。◆2019年4~6月にかけて子どもたちが巻き込まれる悲惨な交通事故が続けて発生した。そこで、西日本高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路とエフエム大阪は『夏休み緊急キャンペーン「交通事故をゼロにしよう」』を共同で実施。「交通事故をゼロにするために、あなたができること」のメッセージを募集した。子どもからお年寄りまで幅広い世代から寄せられた沢山のメッセージを基にドラマを制作し、車が多くなる年末にかけて放送した。

同じ年代の公開番組

つボイノリオの聞けば聞くほど 休日特集 大人だって困っているんだぞ

つボイノリオの絶妙なトークでリスナーの支持を集める朝の生ワイド番組。相手役は小高直子。(1993年10月4日放送開始)◆こどもの日の翌日の今回は、中学生・高校生に性についての講演を行っている咲江レディスクリニックの院長・丹羽咲江氏をゲストに招き、性教育について考える。日本性教育協会の調べによると、中学生で3~4%、高校生で20%近くが既に性行為を経験している。「10代のうちは性行為はしないほうがいい」というスタンスの丹羽院長だが、若いうちから正しい性教育をし、自分の体を大切に思ってもらうことのほうが重要と考え、子ども達への啓蒙活動を続けている。しかし、つボイ・小高・リスナーの大半はオープンな性教育を受けていない世代だ。スウェーデンで子育てをする日本人に日本との違いについて聞くほか、高校生の時からYouTubeで正しい性の知識について発信を始めた大学生に電話を繋ぎ、若者達の性の悩みについてリアルな声を届ける。一つの正解を言い切ることが難しい「性教育」だが、目をそらさずに子ども達と向き合うために大人達はどうしたらいいかを考える。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
オードリーのオールナイトニッポン ~むつみ荘から最後の生放送~

お笑い芸人・オードリー(若林正恭・春日俊彰)の2人が毎週土曜日に送る生放送。(2010年10月放送開始)◆阿佐ヶ谷・むつみ荘。インターネットで検索すれば春日の住むアパートとして住所も出てきてしまう、日本でいちばん有名な芸人の自宅。春日は20年前からこの風呂なしアパートの一室に住み続けており、結婚発表後、妻・クミさんと新居に住み始めてからも気になって思わず見に来てしまうと話していたほど思い入れが強い。そんなむつみ荘としっかりお別れをするべく、最後の生放送を企画。リスナーには当日、生放送にて発表となったため、番組開始直後からSNS上で「いつものスタジオと音の様子が違う」「何か小声で話していないか」といった声があがり、実際にむつみ荘で生放送をしていると発表されるとSNS上では感激の声が殺到した。むつみ荘で語られたのはシンプルな昔話。昔、オードリーが売れない頃に「オードリーの小声トーク」と題した、10人限定のライブをこのむつみ荘で行っていた。その際は10人限定のところ7人しか集まらなかったと若林は懐かしそうに語った。むつみ荘から語られる2人のラジオはまさに小声トークであり、ラジオを通じてそのトークを数十万人の人が一斉に聴いて、SNSで感想をやりとりするという、10年前には考えられない夜となった。エンディングでは、今までの10年間のラジオで語られてきた、むつみ荘のエピソードを集めた総集編を送る。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーgroups芸能・バラエティーradioラジオ番組
SCRATCH 差別と平成

障害児を持つ放送記者が、障害者施設の入所者と職員45人を殺傷した元職員の男と拘置所で面会を重ね、真の動機を探っていく。平成の終わりに当たり、相模原事件を通して現代の日本社会の姿を見つめた。◆2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者施設・津久井やまゆり園に押し入り、入所者19人を殺害し、入所者・職員合わせて26人に重軽傷を負わせた元職員の男は、「障害者は生きている価値がない」と言った。RKB毎日放送(本社・福岡市)の神戸金史記者は、障害を持つ子の父だ。事件発生の直後、個人的にフェイスブックに書いた詩『障害を持つ息子へ』は、犯人へのカウンターの言葉(反論)と受け取られ、SNSを通じて拡散した。「LGBTには生産性がない」と現職国会議員が公然と書いた雑誌の記事。街中で見かけるようになったヘイト(民族差別)デモ。こうした、「自分と他者の間に線を引き、向こう側の人々の尊厳や存在を認めない言動」を、この番組ではスクラッチ行為と名付けた。様々なスクラッチ行為と相模原事件は、底流でつながっている。◆令和元年度文化庁芸術祭参加作品(初回放送2019年3月5日)、RKB毎日放送・TBSラジオ共同制作 報道ドキュメンタリー(2020年3月、殺人等の罪で逮捕・起訴された元職員の男に、刑事裁判で死刑判決が言い渡された)


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
語り継ぐ稲むらの火 ~生かされなかった梧陵の教訓~

1854年、安政の南海地震・津波に立ち向かった濱口梧陵の史実を物語にした「稲むらの火」を朗読しながら、物語の五兵衛と、実在する梧陵の違いや、梧陵を形成した経験や交流、どのようにして梧陵が津波に立ち向かったのか、さらに津波の後の広村(現・和歌山県広川町、梧陵の出身地)を救った梧陵の偉業を紹介する。その一方で、梧陵の教訓を生かせなかった悲しい事例として、東日本大震災で多くの犠牲者を出した宮城県石巻市立大川小学校での悲劇を紹介し、「裏山に逃げたほうがいい」と先生に進言した児童の声がなぜ迅速な避難に結びつかなかったのか、防災の専門家に分析を聞く。今に通じる先進的な梧陵の精神を受け継ぐため、広川町では、安政の南海地震から50年を経て津浪祭をスタートさせ、その歴史は100年以上となる。東日本大震災の発生から8年を経た被災地が、早くも風化を懸念する中、広川町では新たに子どもの語り部を育成する取り組みを始めていた。「やがて訪れるかもしれない未曾有の危機を乗り切るために後世に語り継ぐ」。濱口梧陵の地元では、今を生きる者の責任を果たそうとする思いが形になって現れている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組