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ラジオ番組

RKB報道スペシャル “魔法の素材”が舞う ~プラスチック大気汚染~

番組ID
R23043
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放送日時
2020年05月31日(日)17:35~17:59
時間(分)
24
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
ナレーション:坂口カンナ
スタッフ
制作:高藤秋子、制作:児玉克浩、取材:後藤弘之、取材:田尾彩美、構成:宮岡朋治、音楽:寺岡章人、ミキサー:塩塚実納
概要
「大気中には、目に見えないほどの小さなプラスチックが漂っている」という驚くべき実態が最新の研究で明らかになってきた。福岡工業大学の研究チームは、福岡市内と九州の山間部で、大気中のマイクロプラスチックを検出。海外の大都市や北極でも、その存在が報告されている。プラスチックは、自在に形を変え、硬くも柔らかくもできる。しかも安価だ。そんな夢の素材の誕生で、私たちの暮らしは劇的に便利になった。その一方で、世界で使い捨てされるプラスチックの量は年間3億トン以上に上り、深刻な海洋汚染を引き起こしている。今回、海だけでなく、大気中でも確認されたマイクロプラスチック。専門家は、呼吸によって私たちの体内に取り込んでいる可能性を指摘し、一度体内に取り込まれたプラスチックは体外に排出することができないという。健康被害はないのか。私たちに忍び寄る夢の素材による大気汚染。その実態を、氷の結晶や樹氷の分析によって解き明かそうとする研究者を追った。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2020年報道番組優秀)

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伊丹十三は1933年京都生まれ。父の故郷・愛媛で高校卒業までを過ごした。51歳の時に「お葬式」で映画監督デビュー。以後ヒット作品を次々と世に送り出す。映画監督の他に、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家など13の顔をもつと言われるマルチクリエーターだった。番組では、伊丹十三のCM作品やサウンドエッセイ、インタビューなど生前残した音や声から4つのカテゴリーに分けて構成し、その「流儀」を探っていく。1つ目「人を描く」では、伊丹の高校の後輩でもある現代ショートショート作家の旗手・田丸雅智氏が「マルサの女」の中での「人の描き方」に刺激を受けたことを回想し、ショートショートの世界で「伊丹十三」を描く。2つ目「ユーモア」では、1971年に制作されたサウンドエッセイ集「伊丹十三です。みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう」を紹介。サウンドエッセイの中にある伊丹十三のユーモアの流儀を紐解く。3つ目「とことんこだわる」では2007年に愛媛県松山市東石井にオープンした「伊丹十三記念館」を訪ね、伊丹が何にこだわりなぜ13もの顔をもつようになったのかを探る。4つ目「挑戦」では、「映画監督」としての顔を紹介。映画界で取り組んだ伊丹ならではの挑戦、どんな映画を作りたかったのかなど、伊丹から大いに影響を受けたという映画監督・周防正行氏に話を聞いた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組