テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

FMシアター 踏切の向こう側

番組ID
R23114
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年05月12日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK名古屋
出演者
スタッフ
作:坂下泰義、音楽:堀口純香、演出:中村周祐、制作統括:吉永証、技術:島田真悟、効果:澤田智哉
概要
夏休み中の大学生・阿部修司(岡山天音)は、踏切前で交通量調査のアルバイトをしていた。友人の沢井(大内田悠平)と二人一組の交代制だ。午後6時、修司の前に踏切から最終電車に飛び込むと宣言する女子高生・飯田カスミ(久保田紗友)が現れる。修司は自殺を止めようと説得を試みるが、冷めたカスミに効果はなく、内心では「生きていなくてもいい」というカスミの想いに共感し始めていた。それでもカスミと語り合う中で、亡くなった父や友人の沢井、そして踏切を頻繁に通る老人の人生観と向き合い、次第に自分自身へ「生きること」とは何かを問いかけていくことになる。生きることに迷う若者たちが、本音と建前の狭間で繰り広げる一晩の物語。

同じ年代の公開番組

CRTラジオスペシャル 復興への想いを力に ~那須水害から20年~

平成10(1998)年8月、栃木県下全域で発生した記録的豪雨は深刻な被害を生じさせました。とりわけ、那須町では27日に1時間あたりの降水量が90ミリ、1日あたりの降水量は607ミリを記録した。そのため、那須町を横断する余笹川が決壊した。いわゆる「那須水害」である。那須水害は住宅もさることながら、農業関係に甚大な被害をもたらした。あれから20年が経ち、東日本大震災など多くの災害を経た今、多くの人たちにとって那須水害の記憶は忘れられつつある。それは復興を遂げたことを意味しているものの、この水害を経験した人びとの心に深い傷を与えた事実は残っている。まず、那須水害とはどのような出来事だったのかを振り返る。続いて、何もかも失い、被害を受けた酪農家夫妻、稲作専業農家の証言をもとに、復興への歩みがもたらしたことを考える。さらに、河川の整備事業に関わった元県職員の福田一郎さんや、同じく元県職員で県防災士会理事長を務める稲葉茂さんらの証言から、災害復興と災害情報の意義などを考える。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組