テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

FMシアター エンディング・カット

番組ID
R23118
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年02月02日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK津
出演者
スタッフ
作:新井まさみ、音楽:池永正二、制作統括:遠山哲也、技術:木立昂史朗、効果:細川尚志、演出:原英輔
概要
三重県東員町の小さな理容室が始めた“エンディング・カット”。理容師が亡くなった人の髪を遺族の依頼でカットやカラーなどヘアセットする。故人を偲ぶため、遺族にその人らしさを思い出してもらう“最後の時間”を生み出す。エンディングカットの活動をする美容師の父親と、後押しした母。そのことに嫌悪感を抱く中学生の娘。人の死に向き合おうとする親子のヒューマンドラマ。

同じ年代の公開番組

大人のラヂオ特集 ―キャンサーペアレンツ― とーちゃん元気ですか!

西口洋平さん(39歳)はステージ?の末期がん患者で、NPO法人キャンサーペアレンツの代表。大手人材派遣会社で営業マンとして働いていたが、35歳の時に体調不良による検査入院で突然「胆管がん」と告知される。開腹手術でリンパ節への転移と腹膜播種が見つかり、末期がんとの診断を受けた。5年生存率は2%程と告げられ、頭をよぎったのは小学校入学を目前にした娘のこと。仕事一筋だったことを後悔した西口さんは、残された時間を家族と過ごそうと考え、入学式まで、1年生の夏休みまで…と短期の目標を掲げ、がん治療を乗り切ってきた。一方、同じ境遇のがん患者の情報があまりにも少ないことを憂いた西口さんは、互いに情報を共有し交流する場としてのSNSサイト「キャンサーペアレンツ」を立ち上げた。数名でスタートした会員は今や3200名を超え、全国各地で独自の活動を行うほか、がん患者の親の共通の想いを集約した絵本『ママのバレッタ』の出版化や、ラジオのレギュラー番組もスタートするに至った。娘からの「とーちゃん、元気ですか?」で始まる手紙をお守りに奮闘してきた西口さんの証言で綴る。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
RKBラジオ報道ドキュメンタリー 自立と共生 ~それでも私は働きたい~

障害者の就職・就労について考えるドキュメンタリー。◆福岡市内の短大に通う日高美咲さんは、脊髄性筋萎縮症という全身の筋力が低下していく難病だ。手や顔以外は、ほとんど動かすことができない。日高さんが就職活動に奔走していたころ、中央省庁の8割の機関で、障害者の雇用率を水増ししていたことが明らかになった。障害者雇用促進法では、自治体や企業に一定の雇用率を定めている。この旗振り役とも言うべき国のあまりにもずさんな実態は、障害者やその家族に衝撃を与えた。日本で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学の福島智さんは「障害者を雇用する意義を、効率性だけで考えるべきではない」と話す。一方、共に働くことで障害者雇用のあり方を見つめなおした会社がある。大手物流企業の山九は、障害者の雇用率が法定を上回る2.3%。山九の人事担当者は「仕事を中心にするのか、人を中心にするのかを考えたときに、最終的に行き当たったのが人」と話す。就職を目指す若者たちの前に立ちはだかるハードルは高く、実際に働く人にとっても先への不安は小さくない。自分で立ち上がり、共に生きる。単なる理想ではない。それを信じて必死にもがいている人がいるのだ。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組