テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

「ここちよく」 …町工場がつくるニッポンのスリッパ

番組ID
R23168
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年11月28日(日)17:00~17:56
時間(分)
55
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
ナレーター:小坂憲央
スタッフ
プロデューサー:三浦重行、ディレクター:結城義則
概要
地場産業の灯を絶やすまいと、細く、長く、ひたむきに操業を続けるスリッパ工場とその周辺の人々の日々を追った15年間のドキュメント。◆山形県河北町はスリッパの生産日本一を誇る町。古くは草履作りが盛んだったが西洋風の生活様式が広まるにつれ、スリッパ作りへと変わっていった。その河北町でスリッパ工場を経営する河内秀夫さんは大正生まれの97歳。2年前までミシンを踏み、履き心地の良さにこだわったスリッパ作りに励んでいた。父から工場を引き継いだ娘のかづ子さん72歳は、安価な中国製品を脅威に感じている。加えて、大口取引先の倒産や同業者の廃業という“厳しい現実”にも直面した。かつて25社だった町内のスリッパ工場は、5社にまで減ってしまった。ところが最近、海外から注文が来るようになった。コロナ禍が世界に広まる中、室内でも靴を履く習慣がある国々などで清潔感を保つ「ルームシューズ」として日本製のスリッパが脚光を浴び、需要が伸びているのだという。

同じ年代の公開番組

ザ・ローリングストーンズでつづる 宇和島健歩・事始め ~伊達宗城の憂鬱~

愛媛県宇和島市在住の郷土史家、橋本増洋氏が近年にまとめた「宇和島健歩・燼余(もえさし)」をもとに一部フィクションをまじえた歴史コメディー。英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの名曲が番組全編で流れる。◆時は幕末。1853年(嘉永6)、浦賀沖にペリーの黒船来航以後、時代は大きく流れを変えようとしていた。この時代に生きたのが宇和島藩8代藩主・伊達宗城。蘭学を積極的に導入して西洋式軍備に力を入れるなど藩政改革と幕政に活躍し、「幕末の四賢侯」でもある。しかし、彼にはある悩み(憂鬱)があった。それは「日本の行く末と肩こり」。軍事力を蓄え堂々と開国に打ってでる「富国強兵」を願う宗城だったが、老中・井伊直弼にその想いは届かない。このような中、宗城は宇和島藩5代藩主・伊達村候(むらとき)が1759年(宝暦9)家臣に体力をつけさせようと命じた「遠走り(とおばしり)」にあやかり、健やかな歩み「健歩」と命名し、1854年(安政元)2月14日、侍マラソン「宇和島健歩」を行う。果たしてどんなレースが繰り広げられたのか。そして宗城の憂鬱は晴れたのか…。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成recent_actorsドラマradioラジオ番組