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ラジオ番組

トーキングウィズ松尾堂 流行語の奥深さを知る

番組ID
R23292
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放送日時
2019年06月23日(日)12:15~13:55
時間(分)
102
ジャンル
school教育・教養
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
構成:千葉さく子、制作統括:工藤恒健、制作:桶谷武史
概要
東京・渋谷の老舗書店「松尾堂」を舞台に展開されるトーク・バラエティ。多彩なゲストを迎え、ゲストの愛する本や音楽、思い出話を聞き出していく(2007年4月放送開始)。◆この日のテーマは「流行語」。言葉には、時代や世相、それを使う人の思い、考え方など様々なことが反映されている。令和という新たな時代を迎えた今、かつての流行語から見える、言葉と時代の繋がりをゲストのテツandトモ、俗語研究の第一人者として活躍する梅花女子大学名誉教授の米川明彦氏と共に振り返る。

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SCRATCH 差別と平成

障害児を持つ放送記者が、障害者施設の入所者と職員45人を殺傷した元職員の男と拘置所で面会を重ね、真の動機を探っていく。平成の終わりに当たり、相模原事件を通して現代の日本社会の姿を見つめた。◆2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者施設・津久井やまゆり園に押し入り、入所者19人を殺害し、入所者・職員合わせて26人に重軽傷を負わせた元職員の男は、「障害者は生きている価値がない」と言った。RKB毎日放送(本社・福岡市)の神戸金史記者は、障害を持つ子の父だ。事件発生の直後、個人的にフェイスブックに書いた詩『障害を持つ息子へ』は、犯人へのカウンターの言葉(反論)と受け取られ、SNSを通じて拡散した。「LGBTには生産性がない」と現職国会議員が公然と書いた雑誌の記事。街中で見かけるようになったヘイト(民族差別)デモ。こうした、「自分と他者の間に線を引き、向こう側の人々の尊厳や存在を認めない言動」を、この番組ではスクラッチ行為と名付けた。様々なスクラッチ行為と相模原事件は、底流でつながっている。◆令和元年度文化庁芸術祭参加作品(初回放送2019年3月5日)、RKB毎日放送・TBSラジオ共同制作 報道ドキュメンタリー(2020年3月、殺人等の罪で逮捕・起訴された元職員の男に、刑事裁判で死刑判決が言い渡された)


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