テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

CRTワイドスペシャル 東日本大震災から10年・あなたの想い ラジオリポーター・川又啓蔵が見た 10年 後半

番組ID
R23320
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年03月11日(木)13:00~18:45
時間(分)
216
ジャンル
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
栃木放送(CRT)
製作者
栃木放送(CRT)
制作社
栃木放送(CRT)
出演者
松井里恵、リポーター:川又啓蔵
スタッフ
制作:川島育郎、演出:高瀬一也
概要
東日本大震災から10年を迎えたこの日、栃木放送では午前の「ビタミンとちぎ」と午後の「Accent(アクセント)」のふたつのワイド番組が力を合わせ、のべ9時間45分にわたって特集番組を放送した。福島県相馬市在住のラジオパーソナリティー川又啓蔵さんが福島県と栃木県を移動しながら随所に伝える中継リポートを柱に、聴取者から寄せられたさまざまな声を紹介する。◆午後の「Accent」では、栃木市のレストラン、益子町の窯元などから川又リポーターが伝えるほか、午後2時46分に黙とうを捧げる。10年前に川又リポーターが取材した被災者にも出演してもらい、この10年を振り返ってもらう。

同じ年代の公開番組

ERのオーケストラ

救急医・岩田充永さんは藤田医科大学病院で救命救急センター長を務めている。この病院は、2020年2月厚労省の要請を受け、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗っていた新型コロナウイルスの無症状病原体保有者と濃厚接触者の受け入れを決める。近所には小学校もあり、二次感染を防ぐことが最大の課題でもあった。番組では、岩田さんをはじめ「目の前の患者にベストを尽くす」コロナ禍のリアルな救急医の姿を取材した。◆岩田さんは、重大な局面での対応力や専門医とのコミュニケーション力、またチームを動かすリーダーシップなどの救急医のあり方を「オーケストラの指揮者」にたとえて表現する。外科医中心の救急医療と医学研究中心の専門医を本流としてきた日本の医療の歴史にしばしば壁を感じ、現在に至るまで、内科・麻酔科医出身の救急医としての葛藤や自身が切磋琢磨してきた強い思いがあった。ERは北米の救急診療体制で、保険制度も異なることから単純比較はできないが、国内でも救急診療の需要に応じて10年程前からER型救急診療体制を導入する総合病院が増えている。岩田さんの目指すERは、出身診療科にとらわれず初期診断と治療が出来る臨床能力を備えた医師(救急総合医・救急専門医)の育成と、全ての急患を受け入れる診療体制だ。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組