テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

NACK5 SPECIAL リリックライター

番組ID
R23384
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年05月23日(日)12:55~13:55
時間(分)
57
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽
放送局
FM NACK5
製作者
FM NACK5
制作社
FM NACK5
出演者
スタッフ
制作:中山貴大、演出:塩見昌矢、構成:塩見昌矢、効果:谷朝美
概要
日本の音楽シーンを作った作詞家にフォーカスを当てて彼らが紡いだ歌詞の意味をひも解き、言葉の面白さについて考える音楽番組。パーソナリティーはロックバンド「クリープハイプ」のボーカル&ギターを担当している尾崎世界観。ふたりの作詞家のひとり語りを、尾崎が紹介し感想を述べる形で進行する。◆男性作詞家の森浩美が「SHAKE」(歌:SMAP)について、女性作詞家の岩里祐穂が「プラチナ」(歌:坂本真綾)について、その歌詞がいつどのようにして生まれたのかを語る。また、最近の流行歌の詞に対してどのような印象を持っているか、作詞家の視点から意見を述べる。尾崎も、自身の作品「栞」と「お引っ越し」の歌詞を解説する。作詞家は何を思い考えて言葉をつづっているのか。歌詞をしっかりと聴かれなくなったと言われる今、あらためてリスナーに歌詞や言葉の魅力を伝える60分。

同じ年代の公開番組

帰りたい、返ってきて ~ふるさとは、もう一つの泊村~/STVラジオ特別番組

国後島に生まれ育った女性の証言を中心に、終戦後も「戦争」に翻弄されたある家族の現実を伝えるドキュメンタリー。当時の様子をドラマ仕立てにして構成されている。◆根室市に住む矢萩トクさん(82歳)が生まれ育ったのは、北海道国後郡泊村。現在はほとんど知られていないが、国後島の泊村は北方領土4島の中心的な街で、終戦まで日本人が生活を営み、活気にあふれていた。その泊村に、トクさんは9歳まで暮らした。太平洋戦争終結の直後、その生活は一変する。戦勝国アメリカではなく、ソビエト連邦(当時)の兵隊が島に上陸したのだ。実効支配を続けるソ連兵による略奪、誘拐など様々な危機と隣り合わせの日々が始まる。やがてトクさんの家族は島を離れ、根室に引き揚げた。引き揚げる途中サハリンで妹を亡くすなど、トクさん家族の苦労は泊村を離れてもしばらく続いた。◆現在、故郷の国後島が見える根室市で暮らすトクさんは、今でも時折、当時の夢を見るという。解決の兆しが見えない領土問題の現状と自身の年齢を考えた時に、トクさんの中に「帰省」をあきらめる気持ちも生まれ始めた。2020年(令和2)3月現在、北方領土を拠点に生活していた元居住者は、あわせて6,097人。平均年齢は84.4歳である。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組