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ラジオ番組

BSNアナウンサーズ2020夢ラジオ ~MUSIC&STORY~

番組ID
R23396
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年12月20日(日)13:00~13:59
時間(分)
60
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
新潟放送(BSN)
製作者
新潟放送(BSN)
制作社
新潟放送(BSN)
出演者
スタッフ
制作:吉井秀之、演出:工藤淳之介
概要
新潟放送のアナウンサー14人全員が出演する年末恒例のラジオドラマ。今回はコロナ禍に見舞われた日常をテーマに、「孤独のくしゃみ ある喫茶店の一日」と題し、物語を紡ぐ。◆2020年は新型コロナウイルスの流行により、生活環境が大きく変わった。加えて、新潟放送とともに県民に親しまれていた新潟県民エフエム放送(FM PORT=2000年12月20日開局)が19年6か月の歴史に幕を下ろした。毎日のように聞いていたパーソナリティーの声が消えてしまったことの喪失感を想像して、「あたりまえはない」、「ひとりではない」、「乗り越えられる」といったメッセージを込めて制作された。

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1980年、知人から「高島は儲かるらしい」という話を聞いた岩崎健典さん(当時38歳)は、お金を稼ぎたい一心で妻と二人の子供を連れて高島へ船で渡る。酒におぼれ、短気を起こしてばかりの人生をやり直すためでもあった。しかし高島炭鉱で待っていたのは高い給料と引き換えの過酷な労働環境だった。職場は地下1000メートルの真っ暗な海底トンネル。常に恐怖を感じながら必死で石炭を掘り運んだ。天井から落ちてくる石をよけながら弁当を食べる毎日。落盤事故もあればガス爆発事故もある。大けがをした同僚を間近に見ながら、いつも粉塵まみれで家に戻った。「海の底が地獄だとしたら自分たちはさらにその下で働いているのだ」と考えることもあったが、死と隣り合わせの日々を生き抜く中、不思議な充実感を覚えるようになる。高島での過酷な6年間を振り返り、「あの地獄のような日々があったからこそ今の自分がある」と感謝の思いを口にする岩崎さん。現在、長崎市の軍艦島ミュージアムで炭鉱の歴史の案内人を務め、当時の様子を伝えている。


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