テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

埋もれた声 ~旭川中2女子いじめ問題が問うもの~/HBCラジオドキュメンタリー

番組ID
R23657
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月30日(月)04:00~05:00
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成ondemand_video報道・時事
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
制作:山崎裕侍、演出:中原達也
概要
2021年3月、北海道旭川市の公園で中学2年生(14歳)の女子生徒が凍死した状態で見つかった。彼女は中学に入学して間もなく、上級生などから過酷ないじめを受けていた。彼女がさまざまなSOSのサインを発していたにもかかわらず、2022年3月末に旭川市教育委員会の第三者委員会が中間報告で「いじめがあった」と認定するまで3年近くの間、中学校や市教育委員会はいじめの疑いすら認めなかった。残されていた彼女の声や関係者への取材から、この問題が問うものを考える。(2022年9月20日、市教育委員会の第三者委員会が取りまとめた「最終報告書」が公開された)

同じ年代の公開番組

佐久間宣行のオールナイトニッポン0

元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が「オールナイトニッポン0」に挑戦。フリーのテレビマン、48歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべる。最年長パーソナリティが送る「メディアミックス ラジオ番組」。(2019年4月放送開始)◆この日のフリートークは、佐久間が高校1年生の娘と箱根神社に行った話。思春期の娘との距離感に悩む佐久間が、娘と一緒に箱根神社に行くことになるまでの照れが混じった感情、実際に行くことになったら準備をしていないフリをしながら、実際には入念にどこで写真を撮影して、どこかで食事をするのか準備をしていたことをドキュメントタッチで語っていく。その目線は、娘との小旅行を心から楽しんでいる父の目線であり、心が温まるトークとなった。そうした中で娘と同じ年の高校1年生のリスナーから、家族との距離感に悩むメールが届き、親の目線からアドバイス、エールを送る佐久間の声も普段よりも熱量が高く展開されていく。ディズニーランドで母親と一緒で恥ずかしかったという高校1年生の男子には、スタジオの作家が思わず反応してしまうなど、親孝行をキーワードに番組は進行。番組の最後には、佐久間のトークをきっかけに亡くなった父親との旅行を思い出したというメッセージを紹介。この日の放送は予め用意されていた内容ではなく、佐久間のトークをきっかけに全国のリスナーが自分を育ててくれている(くれた)父親と母親に思いを馳せる放送になった。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組
“旅立ち” 車谷萌花 18歳

愛媛県立松山盲学校は、愛媛で唯一の視覚に障がいがある人のための学校だ。そこで出会った高等部普通科3年の車谷萌花さん18歳。「未熟児網膜症」で生まれた時から目が見えない。小さな頃から歌が大好きで、高校の3年間、独唱に打ち込んできた。「きっと私は同情される」、「私を見る人はみんな“視覚障がい者の車谷萌花さん”という目をきっと向けてくる」。中学生になると、周囲の目に反発するようになった。そんな彼女を変えたのは、独唱の個人レッスンをしてくれていた声楽講師の今久保先生。「ちゃんと目を合わせて、表情を変えながら話してくれる」、「私のことを一人の高校生として、“一人の人間、車谷萌花”として見てくれる」。高校3年間の集大成として、東京で開かれる「ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」に出場することになった。独唱と出会い、師と出会って大きく成長した萌花さんは、自らを解き放ち、羽ばたいた。コンクールの後、萌花さんには“夢”が生まれた。「今久保先生のような声楽の指導者になりたい」。新たな道を歩み始める18歳の旅立ちを追った。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組