テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

録音風物誌 命を持つ瞬間(とき) ~500年の歴史は海を越えて~

番組ID
R23827
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年06月19日(日)06:30~06:40
時間(分)
8
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
長崎放送(NBC)
製作者
長崎放送(NBC)
制作社
長崎放送(NBC)
出演者
ナレーション:塚田恵子
スタッフ
企画:戸島夢子、構成:戸島夢子
概要
長崎県大村市は、長崎県の中央に位置し、多良の山々と大村湾に囲まれた自然豊かな土地だ。国指定天然記念物であるオオムラザクラや花菖蒲が有名なことから花の町としても知られていて、空港があることから長崎の玄関口ともいわれている。そんな大村にある松原地区は、人口およそ2千人の小さな町だ。松原地区には、長崎県の伝統的工芸品に指定されている「松原包丁」がある。その起源は壇ノ浦の戦いに遡り、500年前から地域の人々のために農業器具や包丁を作る技術が職人たちによって受け継がれており、松原の大きな産業となっていた。しかし、全盛期では17軒あった鍛冶屋も3軒のみとなった。そこから松原包丁の歴史を繋ぐために田中鎌工業4代目、田中勝人さん(59歳)の挑戦が始まる。その熱意は海を越え、今では海外にもファンがいる。職人の包丁作りにかける思い、松原包丁の新たな歴史を伝える。

同じ年代の公開番組

文化放送報道特別番組 命のバトンを託されて ~杉原ビザを繋いだ人たち 

多くのユダヤ人の命を救った「杉原千畝の命のビザ」。番組では、千畝以外にもユダヤ人の命を救った勇気ある人たちにスポットをあて紹介する。◆ユダヤ難民の多くが福井の敦賀港に上陸していたことを知っているだろうか。戦前、欧州と東京をつないだ欧亜列車に乗って多くのポーランド孤児たちが日本に療養に訪れ、後にその経路を使ってユダヤ人たちが日本に避難した。さらには根井三郎という外交官が、渋る外務省本省に抵抗したことで無事にユダヤ人が日本に渡ったことや、ウラジオストックから敦賀を経て神戸・横浜への移動には大手旅行代理店(JTB)がアテンドしていたという意外な史実も判明する。ユダヤ人たちの通過ビザが延長される異例措置は、小辻節三というヘブライ語学者が政治家と渡り合った結果であった。難民にリンゴを差し出した敦賀の子どもたち、体調を崩した難民に治療を施した神戸の町医者など、多くの人たちの尽力でユダヤ難民たちがアメリカなど新世界に渡ってゆくことができ、そうした史実に光をあて続ける多くの関係者たちの存在に辿り着く。敦賀ムゼウム館長の西川明徳さん、ジャーナリストの北出明さん、古江孝治さんらのインタビューも交え、「杉原ビザ」という名のバトンを懸命につないだ人たちの生き様を紹介する。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
仲谷一志・下田文代のよなおし堂

2022年8月10日の夜、エリアのリスナーにとって大切な場所である「北九州の台所」北九州市小倉北区の旦過市場が同年4月に続いて二度目の大火に見舞われた。同市で生まれ育った番組パーソナリティの仲谷にとっては地元でもあり、とても愛着のある場所であることから、朝早くから新幹線に飛び乗って現地に出かけた。放送開始までに戻ってくる予定であったが「生の声を伝えたい」との思いが強く、ラジオカーを現地に派遣し、現場からの中継放送となった。二度目の火災でもあり、どれほどの被害であるかもまだ不明であるものの辛い状況であることには違いない。市場の人たちやその周囲の人たちの気持ちに寄り添いながら、現状を伝えた。一方この日は、夏の甲子園、全国高校野球選手権に地元北九州の代表校・九州国際大学付属高校が出場して勝利した。北九州にとって辛い火災の話題だけでなく、嬉しいニュースも伝えたい。直前の「オトナビゲーションZ」の番組パーソナリティ・西田たかのりが同校の野球部OBであることから、一緒に喜びあった。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成ondemand_video報道・時事radioラジオ番組