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ラジオ番組

GO!GO!らじ丸 ~離れて訪ねて浪岡編~

番組ID
R23869
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放送日時
2022年05月09日(月)11:55~16:00
時間(分)
80
ジャンル
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トーク・ワイドショー
放送局
青森放送(RAB)
製作者
青森放送(RAB)
制作社
青森放送(RAB)
出演者
パーソナリティー:夏目浩光、パーソナリティー:筋野裕子、リポーター:成田洋明かすみ遠藤昌宏
スタッフ
制作:山本鷹賀春、演出:山本鷹賀春、演出:夏目浩光、技術:大島耕介、技術:川瀬光平
概要
平日の午前11時55分から午後4時まで放送している生ワイド番組。帰省できないリスナーに故郷を感じてもらう企画「あなたに代わって訪問」。リスナーの投稿を頼りに思い出の場所を訪れ、今の情景を音で伝える(新型コロナ感染防止のため、誰にも会わず、インタビューもしない)。今回は、青森の南西部、車で30分ほどのところに位置する浪岡地区を訪ねる。最初に立ち寄ったのは「女鹿沢(めがさわ)中学校」の跡地。今はどうなっているのか、周辺にあった商店はまだあるのかなど、リポーターがマイク片手に歩いて行く。後半は「ドライブイン・ライブ」。周囲に人がいない公園などをドライブイン・シアターに見立て、そのステージでおこなうライブ演奏をカーラジオを通して聴いてもらおうというもの。事前告知はしなかったが、会場には15台ほどの車が集まった。(80分の編集版を公開)
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2022年生ワイド番組優秀)

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夫が特殊詐欺事件で逮捕された女性。彼女は「『加害者の家族なんだから』と言われるが、私たちは本当に何も知らなかった」と訴える。しかし事件後、噂は広がり、自宅はすぐに特定された。誹謗中傷、娘へのいじめ、そして事件の記事はSNSで全国に拡散され、一家は社会から分断されていった。女性は「原因はマスコミが実名で報道したこと」と話す。加害者家族を守るために、“匿名報道”に舵を切った新聞が愛媛県の小さな町に存在していた。36年前のことだ。その思いを受け継いだ遺族は、ネット社会の今こそ、匿名報道が必要と訴える。日本には加害者家族を専門に支援する公的団体はなく、加害者家族という存在への社会の関心は薄い。加害者家族は徐々に社会から追い詰められていく。加害者は“家族との繋がり”が支えとなっている。妻と、塀の中の夫を繋いでいたのは、面会と手紙だ。しかし、逮捕から1年半経っても、女性が浴びる加害者家族という視線。多くの加害者が、家族や親戚から縁を切られているのが実態だ。“繋がり”が切れた時、加害者を待ち受ける末路はあまりにも切ない。夫が逮捕されて迎える2度目の春。葛藤の果てに、妻は一つの答えにたどり着いた。


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83歳にして高校野球の監督を続ける迫田穆成さん。1955年に広島商業高校入学、1957年に主将として甲子園全国制覇。その後1967年同校監督に就任し、1973年春準優勝、同年夏優勝。選手、監督で全国制覇という快挙を達成した名将だ。迫田さんは6歳の時に被爆しており、不安な戦後を生き抜いた。その少年が広島勢優勝を飾り、原爆被害からの復興過程にあった広島の人々を大いに勇気づけた。迫田さんの歩みは、戦後の広島の歩みそのものだ。スポーツが地域の希望の光となり、全国を舞台に地方都市が張りあえることを証明した。バント、待球(四球や打ちやすい球を待つこと)、奇想天外な作戦。パワーで劣っても創意工夫と執念で日本一になる。その人生は実に爽快であり、苦境にある地方都市や弱者の生きる道を示すものだ。現在、迫田さんは竹原市にある全校生徒約150人の小さな県立竹原高校を指揮している。最初は11人だけだった選手も、翌年16人が入部し、ようやく戦力が整った。ここで自らノックバットを握り、野球部の強化はもとより地元の活性化にも寄与している。昨夏、20年間で1勝しかできなかった竹原高校は3勝をマークし結果が出始めている。迫田さんの生き方、言葉は苦境の地方や組織の一助となるはずだ。


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