テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

MIXxxxx+ 3・11 わたしのふるさと あなたのふるさと

番組ID
R23943
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年03月11日(金)13:00~16:20
時間(分)
68
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
パーソナリティー:小林知美、パーソナリティー:根本豊
スタッフ
制作:清沢康夫、制作:生田明子、演出:清沢康夫、演出:生田明子
概要
平日午後の生ワイド番組。東日本大震災から11年を迎えたこの日は、被災者の心の復興をテーマに番組を進行。被災地と長野県をつなぐ架け橋として活動している人たちに出演してもらい、復興の現状と被災者の「心の復興」について話を展開した。いつもの金曜パーソナリティー小林知美(盛岡市出身)に木曜担当の根本豊(福島市出身)が加わり、少しでも被災地に寄りそったインタビューになるように心掛けた。

同じ年代の公開番組

幕末デェスペラード 小松藩心中

愛媛県に実在した小松藩を取り巻く幕末の人々の物語を題材に、70年代のウエストコーストの代表的バンド「イーグルス」の楽曲で綴るラジオドラマ。◆ドラマの舞台は幕末を迎えた一万石の小松藩。貧しい小藩であったが、長い歴史の中で幾度も起こった飢饉で誰一人死ぬことはなかった。善政が施され、藩民は武士・農民・町人の隔てなく、それぞれ健気に矜持をもって暮らしていた。「伊予聖人」と呼ばれた近藤篤山の存在もあり、江戸で学んだ有能な藩士が多かった小松藩は、伊予国の藩では珍しく、揺れ動く幕末に薩長に加担して倒幕に動く。そんな騒然とした時代にこの小さな藩で「心中事件」が発生する。心中=相対死はご法度の時代。普通ならば晒しものにして埋葬すらも許されない。しかし、他藩から流れてきたらしいこの男女の心中は、男は武士の作法で切腹、女は死にきれずに生きた状態で発見された。生き残った女「ふう」と、下級武士だった夫を戊辰戦争の傷がもとで失った妻「せつ」。二人の間に奇妙な交流が生まれる。やがて二人はそれぞれの覚悟で「明治」という時代に足を踏み出すのだが…。


recent_actorsドラマradioラジオ番組
SBCラジオスペシャル 「黒猫」田口史人のレコード寄席 ~昭和の校長先生編~

長野県伊那市にあるレコード店「黒猫」で“レコード寄席”なるイベントが開催されている。店主の田口史人さんは、元々東京でレコード店を営んでいたが、伊那に移住。これまでライブハウスで合間にDJを頼まれることがよくあり、昔のラジオのDJのようにレコードをかけて話をしており、その時に「音楽以外」のレコードをよくかけていた。レコード=音楽を聴くものと思っている人は多いかもしれないが、田口さんがこれはおもしろい!と薦めるのが「学校関係のレコード」である。昭和30年代後半以降、全国の学校で校歌を覚えてもらうために校歌が吹きこまれたものや、生徒たちの卒業記念に先生方からのはなむけの言葉を収録したものなどが存在していた。それは映像での記録がまだ一般的でなかった時代の「声のアルバム」とも呼べるもの。そしてそのほとんどが、うすいフィルムの「ソノシート」だった。そこには、それぞれの時代を映し出すような言葉が綴られている。時代ごとに田口さんの解説とともに聞いていくと、自分がその学校を卒業したわけではないのに、先生の言葉に胸が熱くなってくるから不思議。作られてから何十年も経過したものなのに、心を突き動かされるような熱い先生のメッセージもあった。田口さんとともに、レコード文化の裾野に広がる広大な世界を探訪する。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
リンゴと青森、そしてアイドル ~樋川新一の挑戦~

青森県弘前市を拠点に活動する「りんご娘」は2000年に結成された「農業活性化アイドルグループ」で、メンバーを入れ替えながら今に至っている。グループを陰で支えているのは樋川(といかわ)新一さん。りんご娘の活動と農業に対する思いについて、樋川さんに話を聞く。◆2022年4月、花が満開のリンゴ畑には、これから「りんご娘」9期生として活動を始める4人の少女たちと樋川さんの姿があった。りんご娘は歌や踊りだけではなくリンゴ栽培の農作業も行う、青森ならではのアイドルグループである。樋川さんは父から継いだ自動車販売会社を経営する傍ら、アイドル育成のためのアクターズスクールと、りんご娘の音楽活動を管理する会社を経営している。グループ結成のきっかけは、バブル経済崩壊後にUターンしてきた樋川さんが見た、閑散とした弘前の商店街だった。アイドルで地元を活性化しようと思い立ち、りんご娘をプロデュースした。2020年、コロナ禍でコンサートがすべて中止になる中、樋川さんはメンバーたちにリンゴ畑の農作業を体験させることにした。その姿を発信することによって若者を農業に呼び込む一助になればよいと考えたのである。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
“旅立ち” 車谷萌花 18歳

愛媛県立松山盲学校は、愛媛で唯一の視覚に障がいがある人のための学校だ。そこで出会った高等部普通科3年の車谷萌花さん18歳。「未熟児網膜症」で生まれた時から目が見えない。小さな頃から歌が大好きで、高校の3年間、独唱に打ち込んできた。「きっと私は同情される」、「私を見る人はみんな“視覚障がい者の車谷萌花さん”という目をきっと向けてくる」。中学生になると、周囲の目に反発するようになった。そんな彼女を変えたのは、独唱の個人レッスンをしてくれていた声楽講師の今久保先生。「ちゃんと目を合わせて、表情を変えながら話してくれる」、「私のことを一人の高校生として、“一人の人間、車谷萌花”として見てくれる」。高校3年間の集大成として、東京で開かれる「ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」に出場することになった。独唱と出会い、師と出会って大きく成長した萌花さんは、自らを解き放ち、羽ばたいた。コンクールの後、萌花さんには“夢”が生まれた。「今久保先生のような声楽の指導者になりたい」。新たな道を歩み始める18歳の旅立ちを追った。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組