テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

「約束」 マエストロ佐渡裕と育徳館管弦楽部 奇跡の4年

番組ID
R24054
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月16日(月)21:00~21:55
時間(分)
56
ジャンル
school教育・教養music_note音楽
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
佐渡裕、ナレーション:細谷めぐみ
スタッフ
プロデューサー:臼井賢一郎、ディレクター:豊増和彦、効果:郡孝司
概要
福岡県みやこ町にある中高一貫校・福岡県立育徳館中学校高等学校には県内でも数少ないオーケストラの部活動、管弦楽部がある。その育徳館管弦楽部が、2021年7月、レナード・バーンスタインや小澤征爾に師事した世界的な指揮者である佐渡裕氏の指揮の下で演奏会を行った。演奏会のタイトルは「奇跡のコンサート」。一体、何が奇跡なのか。世界を駆け巡る佐渡裕氏がなぜ育徳館中高との演奏会を行おうと思ったのか。生徒たちは佐渡氏との交流を通じて何を感じ、考えたのか。演奏会はコロナ禍の影響で延期も強いられた。番組では佐渡裕氏と育徳館中高管弦楽部の出会いから演奏会、そして生徒たちの卒業まで4年間の交流を記録しながら見つめた。

同じ年代の公開番組

KNBラジオ報道スペシャル 富山の売薬さんが消える日

富山県滑川市の石倉雅俊さん(66歳)は「富山の売薬さん」だ。曽祖父の代から150年近く続く家庭薬配置業者の4代目で、20代の時から働いている。得意先は2000軒ほど、年に10カ月ほどは旅先で得意先を回る。そんな石倉さんはかつてない危機に直面していた。県内で相次いだ医薬品メーカーの製造不正だ。製造販売承認書と異なる方法での製造、記載のない添加物の使用、成分が基準を満たさないなど、県内大手メーカーで次々と発覚する不正により、各社で製品供給が長期にわたって滞っていた。影響は自主回収品目以外にも波及し、需要と供給のバランスが崩れ業界全体で製品は品薄になるまでとなっていた。入手できなくなった薬は、長年各家庭で愛用されてきたものばかりだ。薬をライフラインとしている利用者もおり、影響は深刻である。また、今回の取材では「メーカー側の配置薬縮小の流れ」がある事も分かってきた。行政処分をきっかけに、自社製造撤退の動きを見せる企業も出始めている。窮地に立たされる富山の配置薬。石倉さんはメーカーに代わりその責任を果たすため、今日も必死に駆け回っている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組