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ラジオ番組

古代の福岡を歩くスペシャル 令和発祥の地大宰府を歩く

番組ID
R24565
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年05月29日(月)19:00~19:59
時間(分)
59
ジャンル
school教育・教養
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
津川洋二、ナレーター:坂田周大、リポーター:中島理恵
スタッフ
プロデューサー:宮岡朋治、ディレクター:津川洋二、技術:塩塚実納
概要
「古代の福岡を歩く」は、ナイターオフのシーズン、10月から3月まで放送している番組。2023年10月に9年目(シーズン9)を迎える。これまで、令和発祥の都といわれる大宰府をたびたび歩いて紹介してきた。今回歩いたのは「令和」の由来となった坂本八幡宮を中心とした「大宰府歴史の散歩道」。水城跡を出発地として、太宰府天満宮までのおよそ4.6キロの道を歩きながら様々な史跡やその地にまつわる伝承などを紹介した。2日間にわたって歩いたレポートを1時間にまとめた編集版を送る。◆道を歩くのは津川ディレクター、案内してくれるのは古都大宰府保存協会の学芸員・田中健一さん。田中さんの丁寧な説明を受けながら、水城東門を出発し、菅原道真公ゆかりの衣掛天満宮、筑前国分寺跡、三笠団印出土地、坂本八幡宮、大宰府政庁跡、観世音寺などを巡って、太宰府天満宮を目指す。

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1951年(昭和26)に誕生した日本の民間放送に、非常に多くのアメリカ製のラジオ番組が供給されていたことは、あまり知られていない。誰がどのような理由でそれらの番組を制作し、放送したのか。番組ではさまざまな資料や証言をもとに、その知られざる真相に迫る。◆1945年9月、GHQ(連合国最高司令官総司令部)による占領政策が始まると、戦後日本の民主化を図る手段として大きな役割を果たしたのが、ラジオだった。GHQの民間情報教育局(CIE)が指導し、戦争指導者を糾弾する番組やクイズ番組などをスタートさせた。やがて、中国や当時のソビエト連邦が中波による日本語放送に力を入れ始めると、アメリカは日本国民の共産化を防ぐためプロパガンダに力を入れるようになった。ところが、本国から発信される日本語放送VOA(アメリカの声)は短波放送だったため、戦時中に短波受信機の所持を禁じられていた日本国民の耳には届かない。そこで、アメリカで制作した番組に日本語の解説をつけ、日本国内の放送局から放送させることにした。CIEの業務を引き継いだアメリカ広報文化交流局(USIS)は、アメリカ大使館別館のスタジオで様々な日本語版のラジオ番組を制作し、民放ラジオ局に提供した。その番組の一つが「ジャズ・クラブ」であり、最初に流れた曲は、カウント・ベイシー楽団の演奏だった。


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